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固唾とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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固唾

「固唾を呑む」などのように使う「固唾」という言葉。

「固唾」は、訓読みで「かたず」と読みます。

「固唾」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「固唾」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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固唾の意味

「固唾」には次の意味があります。

緊張して息を凝らしているときなどに口中にたまるつば。(出典:デジタル大辞泉)

「固唾を呑む」であれば、「緊張しているときに溜まったつばをのみこむ」という状況になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・だれもが固唾を飲んで、近づいてくる使者の方へ顔を向けて待っていた。
(出典:ストウ/山屋三郎,大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(上)』)

・だれも彼もこの異様な告白に固唾を飲んで、一言も口をはさむ者はない。
(出典:横溝正史『花髑髏』)

固唾を飲む音が聞こえそうなほど、視線が粉挽きの少年に集まっていた。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料IV』)

・バルコニーの上の人々が、どういう理由か固唾をのんでいるというのに。
(出典:カー/長谷川修二訳『青銅ランプの呪い』)

・彼女がなんと返事をするのか、まわりじゅうが固唾をのんで見守っている。
(出典:シモンズ『尼僧院から来た花嫁』)

類語

唾液(だえき)
意味:唾液腺から口腔内に分泌される無色、無味、無臭の液体の総称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

唾(つば)
意味:唾液(だえき)。(出典:デジタル大辞泉)

涎(よだれ)
意味:不随意的に唾液が口から流れ出るもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

生唾(なまつば)
意味:気持が興奮したり緊張したりする時などに自然に出る唾液。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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