賛美
「入賞を賛美する」などのように使う「賛美」という言葉。
「賛美」は、音読みで「さんび」と読みます。
「賛美」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「賛美」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
賛美の意味
「賛美」には次の意味があります。
・ほめたたえること。(出典:デジタル大辞泉)
「賛美」は「讃美」と表記することもあります。
読み方や意味は「賛美」と同じです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・人の手によって作られた神の家と、 人の手によって作られた賛美の詩。
(出典:奈須きのこ『Fate/hollow ataraxia 本編のみ ver1.00ルビあり』)
・女というものは、賛美されるか、でなかったら、捨てられるべきものだ。
(出典:レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』)
・彼の就寝の前の祈祷は、たいてい神に対する賛美のみで満たされていた。
(出典:中山省三郎『カラマゾフの兄弟』)
・日本の「民衆」の名の下に、日本の「現実」を賛美するものが之である。
(出典:戸坂潤『世界の一環としての日本』)
・わたしほど結婚を賛美している人間など、どこをさがしてもいませんことよ。
(出典:オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(上)』)
類語
・詠嘆(えいたん)
意味:物事に深く感動すること。(出典:デジタル大辞泉)
・礼賛(らいさん)
意味:すばらしいものとして、ほめたたえること。また、ありがたく思うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・称賛(しょうさん)
意味:褒めたたえること。(出典:デジタル大辞泉)
・喝采(かっさい)
意味:感心して声をあげ、手をたたいてはやすこと。やんやとほめそやすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・感嘆(かんたん)
意味:感心してほめたたえること。感じ入ること。(出典:デジタル大辞泉)