議題
「議題を決める」などのように使う「議題」という言葉。
「議題」は、音読みで「ぎだい」と読みます。
「議題」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「議題」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
議題の意味
「議題」には次の意味があります。
・会議に提出される問題。(出典:精選版 日本国語大辞典)
会議などで議論する題材についてを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この週のうちに別の議題で会議を開くことになろう、というのであった。
(出典:田中芳樹『タイタニア3-旋風篇』)
・そして、ついに彼の問題は本社で行なわれる総括本部会の議題になった。
(出典:井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』)
・議題があまりない日もあるが、そういう時はかえって会話が活発になる。
(出典:山田智彦『銀行 男たちの報酬』)
・この話は幹部会の議題に上げて、そこで方針を決めることにしたから。
(出典:海原育人『ドラゴンキラーあります』)
・レイドが太守に適任かどうかという議題に投票する権利はないのである。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 16 竜と竪琴師』)
類語
・議案(ぎあん)
意味:会議で審議・決定するための原案。議事の対象となる案件。(出典:デジタル大辞泉)
・議事(ぎじ)
意味:会合して、審議すること。また、その内容。(出典:デジタル大辞泉)
・題目(だいもく)
意味:物事の主題。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・主題(しゅだい)
意味:ある事柄で中心となる問題。テーマ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・課題(かだい)
意味:特定の題や問題を与えること。また、そのもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)