観光
「観光大使」などのように使う「観光」という言葉。
「観光」は、音読みで「かんこう」と読みます。
「観光」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「観光」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
観光の意味
「観光」には次の意味があります。
・他の国や地方の風景・史跡・風物などを見物すること。（出典：デジタル大辞泉）
余暇などを利用し日常を離れて、他の国や地域の風景や習慣などを見て回ることを指します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・せっかく京都に来ているのだから、俺も観光したほうがいいだろうか。
（出典：林亮介『和風Wizardry純情派 1』）
・彼等が観光シーズンになって忙しいのは実はこの外部に対してであった。
（出典：新田次郎『昭和新山』）
・そのための特別のボート旅行が、ある観光会社によって用意されていた。
（出典：吉田満『戦中派の死生観』）
・京都も鞍馬もはじめてではないが、今までのはどれも観光が目的だった。
（出典：和田はつ子『薬師』）
・宝田は観光事業などに手を出す人物じゃないというのは俺も納得する。
（出典：半村良『闇の中の黄金』）
類語
・周遊（しゅうゆう）
意味：各地を旅行してまわること。（出典：デジタル大辞泉）
・行楽（こうらく）
意味：山野などに行って遊び楽しむこと。（出典：デジタル大辞泉）
・遊覧（ゆうらん）
意味：見物して回ること。（出典：デジタル大辞泉）
・歴遊（れきゆう）
意味：あちこちをめぐりあるくこと。各地を旅すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・逗留（とうりゅう）
意味：旅先などに一定期間とどまること。（出典：デジタル大辞泉）
