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噂とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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「有名人の噂」などのように使う「噂」という言葉。

「噂」は、訓読みで「うわさ」と読みます。

「噂」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「噂」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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噂の意味

「噂」には次の二つの意味があります。

1 そこにいない人を話題にしてあれこれ話すこと。また、その話。
2 世間で言いふらされている明確でない話。風評。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

噂の意味①「そこにいない人を話題にしてあれこれ話すこと。また、その話。」

「噂」の一つ目の意味は「そこにいない人を話題にしてあれこれ話すこと。また、その話。」です。

その場にいない人の話題で話すことを言います。その人のある事ないことを色々話すことも「噂」と言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・尋ねて帰宅してから、いつも主人と古い時代の頃の噂うわさをしたことでした。
(出典:小金井喜美子『鴎外の思い出』)

・一方、祇園の四郎兵衛の茶屋の女中たちは互いにをし合っていました。
(出典:岡本かの子『茶屋知らず物語』)

・それはしかし父が清逸の弟についてする時誰にでも言って聞かせる言葉ではないか。
(出典:有島武郎『星座』)

・お雪はこの娘達を相手にして、旅にある夫のをした。
(出典:島崎藤村『家』)

類語

雑談(ざつだん)
意味:りとめのない、さまざまの話をすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

小話(こばなし)
意味:断片的な内容の話。簡単な談話。(出典:精選版 日本国語大辞典)

戯言(たわごと)
意味:たわむれの言葉。ざれごと。じょうだん。(出典:精選版 日本国語大辞典)

余談(よだん)
意味:本筋を離れた雑談。(出典:精選版 日本国語大辞典)

噂の意味②「世間で言いふらされている明確でない話。風評。」

「噂」の二つ目の意味は「世間で言いふらされている明確でない話。風評。」です。

あることないことがたくさんの人々の間で広まっていく話のことを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その日のこと、村では、おあいが入って来たというが立ったのである。
(出典:小川未明『凍える女』)

・これも盛岡で学校教師をしてゐるが、人のでは二度目の夫だとも言ふ。
(出典:石川啄木『鳥影』)

・いかに悪事でもだけで人は責められんから、わしは人を調べにやった。
(出典:大鹿卓『渡良瀬川』)

・この家憲は世間の人々にも知られているが、世間のは元々当にならないものだ。
(出典:坂口安吾『明治開化 安吾捕物』)

類語

デマ
意味:事実に反するうわさ。流言飛語。(出典:デジタル大辞泉)

誤報(ごほう)
意味:まちがった知らせ。報道されたことが事実と違っていること。(出典:デジタル大辞泉)

風評(ふうひょう)
意味:世間であれこれとりざたすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

都市伝説(としでんせつ)
意味:都市化の進んだ現代において口承されている話。(出典:デジタル大辞泉)

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