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褒めそやすとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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褒めそやす

「部下を褒めそやす」などのように使う「褒めそやす」という言葉。

「褒めそやす」は、訓読みで「ほめそやす」と読みます。

「褒めそやす」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「褒めそやす」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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褒めそやすの意味

「褒めそやす」には次の意味があります。

やたらにほめる。しきりにほめる。ほめちぎる。ほめたてる。ほめたたえる。ほめちらす。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「誉めそやす」「誉揚」とも書きます。
盛んに褒める、褒めちぎるといった行動を指す言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・人がめそやし成功であると見なす生活はただ一つの種類であるにすぎない。
(出典:ソロー・ヘンリー・デイビッド『森の生活——ウォールデン——』)

・やった瞬間にテープの声が、「遂にやりましたね」と褒めそやしたとか。
(出典:佐木隆三『深川通り魔殺人事件』)

・まるで生きているように働くと観客がみな褒めそやしている。
(出典:岡本綺堂『半七捕物帳』)

・その気が変わらないように、わたしは彼女の決心を褒めそやした。
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書1』)

・偉いぞ、良い子ね、と両親に褒めそやされる中、チビはこう言ったのだ。
(出典:日明恩『埋み火』)

・ホープはすぐに老人の気にいるところとなり、老人は若者を褒めそやした。
(出典:ドイル・アーサー・コナン『緋のエチュード』)

・「その上に現代貴族のお遊び場があるわけですね」 私はめそやすように言った。
(出典:半村良『魔女街』)

・人が褒めそやすなら源は火の中へでも飛込んで見せる。
(出典:島崎藤村『藁草履』)

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