脚本家
「人気脚本家」などのように使う「脚本家」という言葉。
「脚本家」は、音読みで「きゃくほんか」と読みます。
「脚本家」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「脚本家」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
脚本家の意味
「脚本家」には次の意味があります。
・脚本を専門に作る人。古くは、狂言作者ともいった。脚本の作者。シナリオライター。(出典:精選版 日本国語大辞典)
ドラマなどの制作に脚本家は欠かせない存在です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・脚本家がいつも使っている原稿用紙で手紙を書くというのも妙だと思う。
(出典:内館牧子『愛してると言わせて』)
・酒を何度か一緒に飲んだことがある若い女性脚本家が書いたものだ。
(出典:林真理子『ロストワールド』)
・ともかく脚本家になるためには小説で世に出るしかない。
(出典:筒井康隆,横尾忠則『美藝公』)
・ほかの脚本家がそうやって行き詰まってるのを、こっちは何度も見ているからな。
(出典:イネス/池央耿訳『孤独なスキーヤー』)
・いつまでたっても、女流脚本家はその仲間に入れてもらえないのか。
(出典:北川悦吏子『恋のあっちょんぶりけ』)
類語
・シナリオライター
意味:脚本を書く人。シナリオ作家。脚本家。(出典:デジタル大辞泉)
・劇作家(げきさっか)
意味:演劇の脚本や戯曲の創作にたずさわる人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・戯曲家(ぎきょくか)
意味:戯曲を書く人。脚本家。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・放送作家(ほうそうさっか)
意味:ラジオ・テレビ番組の放送台本を書くことを職業とする人。(出典:デジタル大辞泉)
・脚本(きゃくほん)
意味:演劇や映画などの仕組み・舞台装置、俳優のせりふ・動作などを記したもの。(出典:デジタル大辞泉)