絢爛豪華
「絢爛豪華な装飾」などのように使う「絢爛豪華」という言葉。
「絢爛豪華」は、音読みで「けんらんごうか」と読みます。
「絢爛豪華」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「絢爛豪華」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
絢爛豪華の意味
「絢爛豪華」には次の意味があります。
・ぜいたくで、きらびやかであること。きらきら輝いてはでなこと。(出典:四字熟語を知る辞典)
シンプルなものではなく、豪華で華やかな、明らかに贅沢なものとわかるような様子に使われます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・夜の住宅地のなか、大使館は以前に見たときと同じく絢爛豪華に輝いていた。
(出典:松岡圭祐『千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮』)
・百人近い男女に周囲を守られ、三人は絢爛豪華というしかないホールに導かれた。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター12d D-邪王星団4』)
・「その時代のハリウッド、絢爛豪華だったろうな」という声に思わず顔を上げた。
(出典:森瑤子『ママの恋人』)
・もっと混血した上での日本料理のメイン・コースの絢爛豪華に目がくらんで、注文に迷うようになりたいものだ。
(出典:岩城宏之『棒ふりの控室』)
・尾羽は周知の通りの絢爛豪華さで、緑色の地に中心が青、それを緑、オレンジ、黄色が取り囲む目玉模様が百数十個も配されている
(出典:竹内久美子『浮気で産みたい女たち 新展開!浮気人類進化論』)
類語
・きらびやか
意味:きらきらときらめいて美しいさま。輝くばかりに見事で、はなやかなさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・贅沢(ぜいたく)
意味:豪華であること。高級なさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・豪華(ごうか)
意味:ぜいたくで、はでなこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・鮮麗(せんれい)
意味:あざやかでうるわしいこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・華やか・花やか(はなやか)
意味:形や色彩などの、はでに美しいさま。きらびやか。(出典:精選版 日本国語大辞典)