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奇天烈とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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奇天烈

「奇天烈な人」などのように使う「奇天烈」という言葉。

「奇天烈」は、音読みで「きてれつ」と読みます。

「奇天烈」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「奇天烈」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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奇天烈の意味

「奇天烈」には次の意味があります。

非常に奇妙なさま。非常にふしぎなさま。珍妙なさま。「奇妙きてれつ」と重ねて、「奇妙」の意を強調することが多い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「奇天烈」という言葉をわかりやすく言うと、「とても変わっている」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・本に書かれていた犯罪は、どれも奇天烈で想像もしないようなもの。その事件を、探偵役のキャラは見事に解決している。
(出典:片山憲太郎『電波的な彼女2』)

・あの魔術師どもの同類なら、どれだけ奇天烈な人間でも不思議ではない。
(出典:丈月城『カンピオーネ! 1 神はまつろわず』)

・それでうちの母親も、その奇天烈な小児科医に訊いたらしいんだよね。
(出典:喬林知『今日からマ王 第12巻 外伝 「息子はマのつく自由業!?」』)

・今現在自分が着ている奇天烈な服が観客を喜ばせているのだ。
(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)

・それほど奇天烈なことは、流石に僕も言ひませんから、御安心下さい。
(出典:坂口安吾『かげろふ談義』)

・教会側がこの奇天烈なアクロバットを快く思わなかったということは十分想像できる。
(出典:竹下節子『パリのマリア』)

奇天烈な人の世では、死も喜びとなるではないか。
(出典:坂口安吾『ドストエフスキーとバルザック』)

・いずれにしろ奇天烈な手段だったに違いない。
(出典:筒井康隆『不良少年の映画史 PART2』)

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