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終始一貫とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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終始一貫

「終始一貫、変わらない態度」などのように使う「終始一貫」という言葉。

「終始一貫」は、音読みで「しゅうしいっかん」と読みます。

「終始一貫」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「終始一貫」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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終始一貫の意味

「終始一貫」には次の意味があります。

始めから終わりまで、態度や行動などを変えないでつらぬきとおすこと。(出典:四字熟語を知る辞典)

最後まで、ぶれない考え方や姿勢・行動などに対して用いられます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・応待にあたったWE社の担当部長も、ときどき鋭い質問をぶつけるが、熱心に耳を傾ける姿勢は終始一貫変わらなかった。(出典:中川靖造『創造の人生 井深大』)

・これほどはっきりした、確実な、またこれまできわどい目にいろいろ会いながら、終始一貫守られて来た原則はない。(出典:ディケンズ/青木雄造,小池滋訳『荒涼館』)

・ハワードという作家は、終始一貫冒険と歴史を主題とした物語を制作した人として、真に〈ヒロイック・ファンタジイ〉の完成者というにふさわしい。(出典:R・E・ハワード『征服王コナン』)

終始一貫、だまりこんだきりである。(出典:開高健『(耳の物語2) 夜と陽炎』)

・慣れているのか、それともこれも商売と達観しているのか、ジャズ・バンドの連中は、少しもテンポを狂わせず、終始一貫、甘いメロディーをかなでている。(出典:横溝正史『金田一耕助全集 横溝正史 「華やかな野獣 他二篇」』)

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類語

貫徹かんてつ
意味:最初から最後までつらぬきとおっていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

執拗しつよう
意味:頑固に自分の考え、態度をゆずらないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

恒常こうじょう
意味:一定していて変わらないこと。(出典:デジタル大辞泉)

首尾一貫しゅびいっかん
意味:態度や主張・方針などがはじめから終わりまで変わらずに同じであること。(出典:四字熟語を知る辞典)

徹頭徹尾てっとうてつび
意味:始めから終わりまで同じ方針・考えを貫く様子。どこまでも。終始。あくまで。(出典:四字熟語を知る辞典)

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