終了
「試合が終了する」などのように使う「終了」という言葉。
「終了」は、音読みで「しゅうりょう」と読みます。
「終了」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「終了」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
終了の意味
「終了」には次の意味があります。
・すっかりおわること。また、すべてしおえること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
上記の意味の如く、なにか物事が終わることをさす言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ゲーム終了の放送を聞いたのは、校舎を非常口から出たところでだった。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 16 バラエティギフト』)
・ところが日本の外国為替市場は、ヨーロッパの市場が開く前に終了する。
(出典:堺屋太一『油断!』)
・この会見が終了したのは時間を計っていたようにほとんど正三時だった。
(出典:中村正『元首の謀叛』)
・あと二日で全予定の終了というところになって、あたしは何もしていない。
(出典:奈須きのこ『月姫 黎明の月(アルクェイド・グッドエンド)』)
・授業終了のチャイムが鳴ったところで、大輔はようやく重い腰を上げた。
(出典:万城目学『プリンセス・トヨトミ』)
類語
・完了(かんりょう)
意味:物事が完全に終わること。また、完全に終えること。(出典:デジタル大辞泉)
・完結(かんけつ)
意味:完全に終了してまとまること。続いていた物事などがすっかり終わること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・終わる(おわる)
意味:続いていた物事が、そこでなくなる。しまいになる。済む。(出典:デジタル大辞泉)
・終結(しゅうけつ)
意味:物事が終わること。決着がつくこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・済む(すむ)
意味:物事がすっかり終わること。(出典:デジタル大辞泉)