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粗利とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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粗利

「粗利を計算する」などのように使う「粗利」という言葉。

「粗利」は、湯桶読みで「あらり」と読みます。

「粗利」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「粗利」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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粗利の意味

「粗利」には次の意味があります。

「粗利益」の略。(出典:デジタル大辞泉)

「粗利益」は、売上から売上原価を差し引いた利益のことを指します。
売上総利益とも呼びます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それを見れば、売上げから粗利から全部分かるようになっている。
(出典:垣根涼介『ヒート アイランド』)

・いくら働いても、粗利の45パーセントを本部に吸いあげられる。
(出典:阿部牧郎『ビル街の裸族』)

・十億円の送金で月の粗利が一千万円になる勘定である。
(出典:吾妻博勝『新宿歌舞伎町 新・マフィアの棲む街』)

・でも、外国人の避暑生活費は一ヵ月約百五十円と書いてある別の報道記事から計算していくと、人件費を含んだ粗利益のようだ。
(出典:宮原安春『軽井沢物語』)

・この粗利から、さらに営業活動に要した費用を差し引いたものを営業利益という。
(出典:池井戸潤『下町ロケット』)

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類語

収益(しゅうえき)
意味:事業などによって利益を得ること。また、その利益。(出典:デジタル大辞泉)

採算(さいさん)
意味:収支を計算すること。また、その計算。(出典:精選版 日本国語大辞典)

儲け(もうけ)
意味:得をすること。また、思いがけないいい目をみること。利益。利得。(出典:デジタル大辞泉)

薄利(はくり)
意味:利益の少ないこと。わずかのもうけ。また、少ない利息。(出典:精選版 日本国語大辞典)

利幅(りはば)
意味:利益の大きさ。また、その金額。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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