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隠喩とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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隠喩

「隠喩法で表現する」などのように使う「隠喩」という言葉。

「隠喩」は、音読みで「いんゆ」と読みます。

「隠喩」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「隠喩」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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隠喩の意味

「隠喩」には次の意味があります。

比喩法の一。「…のようだ」「…のごとし」などの形を用いず、そのものの特徴を直接他のもので表現する方法。(出典:デジタル大辞泉)

先生が怖いときに「先生は鬼だ」と表すのが隠喩です。
逆に「先生は鬼のように怖い」と表すのが直喩という表し方になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・かうした不思議な発想法から、象徴式の表現法も生れ、隠喩も発生した。
(出典:折口信夫『叙景詩の発生』)

隠喩が多用されているとはいえ、表現としてはきわめて露骨である。
(出典:張競『恋の中国文明史』)

・この思考の英雄的行為を果たすにあたっての肉体の役割、それが隠喩というものである。
(出典:アラン/宗左近訳『幸福について(上)』)

・その表現は、写実的ではあったが、もっと正確な彼らしい隠喩には及ばなかった。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 3 2061年宇宙の旅』)

・この海こそが、朝廷の存在そのものの隠喩であった。
(出典:藤村由加『人麻呂の暗号』)

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類語

比喩ひゆ
意味:ある物事を、類似または関係する他の物事を借りて表現すること。(出典:デジタル大辞泉)

暗喩あんゆ
意味:事物をたとえていう場合に「…のようだ」「…の如し」「…に似たり」などの語を使わないで、直接にたとえるものと、たとえられるものを結びつける比喩法。(出典:精選版 日本国語大辞典)

直喩ちょくゆ
意味:「ようだ」「ごとし」「似たり」などの語を用いて、二つの事物を直接に比較して示すもの。(出典:デジタル大辞泉)

メタファー
意味:比喩(出典:百科事典マイペディア)

仮定かてい
意味:未定のこと、不確かなことを仮にこうと定めること。(出典:デジタル大辞泉)

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