スポンサーリンク

私的とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

私的

「私的な理由で欠席する」などのように使う「私的」という言葉。

「私的」は、音読みで「してき」と読みます。

「私的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「私的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

私的の意味

「私的」には次の意味があります。

個人に関係がある様子。公共のことでないさま。⇔公的。(出典:精選版 日本国語大辞典)

私事に関係があることを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・どのくらい私的感情に走ったかと言うと、バスも船もすべて私たち優先。
(出典:林真理子『夢見るころを過ぎても』)

・お務め向きの時はお文に会っても私的な会話をしないのがいつものことだった。
(出典:宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 紫紺のつばめ』)

・監督に対する私的な好き嫌いの感情とプロの意識とはまったく別のものだ。
(出典:江川卓『たかが江川されど江川』)

・ムードがほぐれてきたので、捜査を離れて私的なことを質問したりする。
(出典:有栖川有栖『朱色の研究』)

・ここは奥御殿、私的な場所で公的なことに関する会話をすべきではない。
(出典:星新一『殿さまの日』)

類語

私事(しじ)
意味:自分個人のこと。また、私生活に関係したこと。わたくしごと。(出典:デジタル大辞泉)

私事(わたくしごと)
意味:的でない、自分だけに関係した個人的な事柄。しじ。(出典:デジタル大辞泉)

個人的(こじんてき)
意味:個人を主体とするさま。個人に関するさま。公的でない立場や、他人と関わりない事柄についていう。プライベート。(出典:デジタル大辞泉)

私生活(しせいかつ)
意味:公的な場を離れた、その人の個人としての生活。(出典:デジタル大辞泉)

一身上(いっしんじょう)
意味:その人自身の身の上や境遇などに関すること。個人的な問題や事情。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました