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純朴とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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純朴

「純朴な人物」などのように使う「純朴」という言葉。

「純朴」は、音読みで「じゅんぼく」と読みます。

「純朴」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「純朴」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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純朴の意味

「純朴」には次の意味があります。

かざりけがなく素直なこと。人情が厚くて素朴なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

言い換えると、「純朴」は「飾った様子がなく、正直に見えること」を表します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・父はああ見えても、純朴なふりをして若い女の子を騙すのがうまいのだ。
(出典:山本文緒『群青の夜の羽毛布』)

・寮には純朴な田舎から出てきたばかりの子もいれば、すれてしまったのもいた。
(出典:岩井志麻子『恋愛詐欺師』)

・農業に従事する人というと、普通は純朴な人柄というイメージを描きがちだ。
(出典:梅原克文『カムナビ(上)』)

・ここにもこの地方人の純朴さが現われていた。
(出典:下村千秋『飢餓地帯を歩く』)

・待合わせ場所もスムーズに出てこないなんて、これはかなり純朴だ。
(出典:山本文緒『きっと君は泣く』)

類語

素朴そぼく
意味:人の性質・言動などが、素直で飾り気がないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

朴訥ぼくとつ
意味:質朴で訥弁であること。かざりけがなく、口数が少ないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

朴直ぼくちょく
意味:かざりけがなく正直なこと。すなおで素朴なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

篤実とくじつ
意味:情が深く誠実なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

真率しんそつ
意味:ありのままでつつみかくしのないこと。正直でかざりけのないこと。まっすぐで一途なこと。また、そのさま。真摯。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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