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短歌とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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短歌

「短歌を詠む」などのように使う「短歌」という言葉。

「短歌」は、音読みで「たんか」と読みます。

「短歌」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「短歌」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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短歌の意味

「短歌」には次の意味があります。

・和歌の一体。五・七・五・七・七の5句31音からなる歌。発生については諸説あるが、万葉時代には成立し、平安時代以降、長歌・旋頭歌などがほとんど作られなくなり、和歌といえば短歌をさすようになった。みそひともじ。みじかうた。
(出典:デジタル大辞泉)

「短歌」には他にも「みじかい詩。(出典:精選版 日本国語大辞典)」という意味もあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

短歌を作っていて、多くの人の前で意見を述べる才能を持ったひとです。
(出典:三浦綾子『銃口』)

・昔の文學昔の短歌を研究した結果、今までやつてゐたのはいけなかつた。
(出典:折口信夫『歌の話』)

・そうしてそこに、短歌の行くべき道があるのを見出した様に考えている。
(出典:折口信夫『歌の円寂する時』)

・他に様々の文献に見える短歌六百九首、連歌が九首、合計二千百十八首。
(出典:風巻景次郎『中世の文学伝統』)

・あの人に短歌の整理をしてもらったり何かしたのも、ここですもの。
(出典:徳田秋声『仮装人物』)

類語

・三十一文字(みそひともじ)
意味:《1首が仮名で31文字からなるところから》短歌のこと。和歌。(出典:デジタル大辞泉)

・長歌(ちょうか)
意味:和歌の一体。5音と7音の2句を交互に3回以上繰り返し、最後を多く7音で止めるもの。ふつう、そのあとに反歌を添える。万葉集に多くみえ、平安時代以降は衰えた。ながうた。(出典:デジタル大辞泉)

・俳句(はいく)
意味:もと俳諧連歌の第一句(発句)が独立してできたもの。元来は俳諧連歌の発句および連句の句をさしていっていたが、明治にはいって正岡子規が発句のみを意味する語として使うようになってから一般化されるようになった。五七五の三句一七文字で完結する日本独特の短詩で、季(き)を入れるならわしであるが、季語の撤廃や定型を破った自由律の主張などもみられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・定型詩(ていけいし)
意味:詩句の数やその配列の順序などに、一定の型式をもっている詩の称。伝統的な音数律にしたがってよまれることが多い。漢詩の五言・七言の律詩・絶句、和歌・俳句、七五調の新体詩、西洋のソネットその他押韻詩など。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・和歌(わか)
意味:漢詩に対して、上代から行われた日本固有の詩歌。五音と七音を基調とする長歌・短歌・旋頭歌・片歌などの総称。平安時代以降は主に短歌をさすようになった。やまとうた。(出典:デジタル大辞泉)

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