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真打とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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真打

「真打昇進」などのように使う「真打」という言葉。

「真打」は、音読みで「しんうち」と読みます。

「真打」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「真打」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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真打の意味

「真打」には次の意味があります。

落語家の階級の最上級者。前座、二つ目、真打の順だが、大阪にはこの制度はない。(出典:とっさの日本語便利帳)

わかりやすくいうと「落語家の最高階級」という意味です。
「真打」は比喩的に、落語に限らず「最も実力や人気がある人」という意味でも使います。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・同期の落語家は、みんなもう真打の看板をあげていた。
(出典:矢野誠一『さらば、愛しき藝人たち』)

・立川談志が真打に昇進したのは、三十八年のことである。
(出典:高田文夫『正しい団塊の世代白書』)

・断っておくが、両方とも第一級の真打である。
(出典:江國滋『落語手帖』)

・みんな真打面をしてぬうっと澄ましていやがるんだから厭になっちまう。
(出典:興津要『古典落語(続)』)

・五厘とるようになると、真打しんうちの部に入るんです。
(出典:古今亭志ん生『なめくじ艦隊 ―志ん生半生記』)

・昔の落語家で真打株となるほどの人は、皆このくらいの才能を所有していたのであろう。
(出典:岡本綺堂『寄席と芝居と』)

真打昇進などべつに何ともおもっていないだろう、と私は予想していた。
(出典:吉行淳之介『贋食物誌』)

・これは昔、彼の世話になった今の若い真打たちがせめてもの彼への報恩のためであったらしい。
(出典:正岡容『随筆 寄席風俗』)

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