監査
「企業の監査」などのように使う「監査」という言葉。
「監査」は、音読みで「かんさ」と読みます。
「監査」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「監査」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
監査の意味
「監査」には次の意味があります。
・監督し検査すること。種々の事柄について、それを取り締まり、また調べること。また、その役の人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
企業や団体では、外部の監査法人が監査を行ったり、内部の監査役が監査したり、監査する内容も、会計監査や、業務監査など、色々な監査があります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・銀行の監査員が不足を発見した時は、病院に寝ていることになるだろう。
(出典:ニーヴン パーネル 『悪魔のハンマー 上』)
・この試みは新しい医療監査の可能性を提案することになるでしょう。
(出典:海堂尊 『チーム バチスタの栄光 下』)
・ルイ十八世が王位に戻ってから約一年後に、刑務監査官の視察があった。
(出典:アレクサンドル・デュマ /泉田武二 『モンテ・クリスト伯』)
・財産の監査を託されていた委員会は、財産が完全に保管されていると報告した。
(出典:トルストイ /木村浩 『アンナ・カレーニナ』)
・大蔵省の監査があるとかで、書類を急いで揃えなければならなくなったのだ。
(出典:篠田節子 『女たちのジハード』)
・任期も短く限られており、任期終了後には厳しい監査を受けることになっている。
(出典:三雲岳斗 『旧宮殿にて』)
・ただ、税務署に買ったことを知られたら、また監査を受けることになるでしょうね。
(出典:西村京太郎 『座席急行「津軽」殺人事件』)
・この度の監査結果を報告させていただきます。
(出典:井上真 『焔の錬金術師』)