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着物とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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着物

「着物はその人に似あうものが一番だろう」などのように使う「着物」という言葉。

「着物」は、訓読みで「きもの」と読みます。

「着物」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「着物」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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着物の意味

「着物」には次の二つの意味があります。

1 からだに着るものの総称。衣服。
2 洋服に対して和服。特に長着。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

着物の意味①「からだに着るものの総称。衣服。」

「着物」の一つ目の意味は「からだに着るものの総称。衣服。」です。

つまり「着物」とは、身に着ける衣服のことです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・また女が深く胸の出るような着物を着ているのを見たことがない。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)

・ロシアでは、すべての子供の為めの着物や食物が充分になかつたのだ。
(出典:ゴールドマン・エマ『子供の保護』)

・その合間に、彼の着物の襟の折れてゐるのを、手をのべて直してくれた。
(出典:小林多喜二『一九二八年三月十五日』)

・おくさまみたいに、食物や着物や薪までおやりになる方はありませんよ。
(出典:水谷まさる『若草物語』)

類語

衣服(いふく)
意味:からだにまとうもの。着物。衣装。(出典:デジタル大辞泉)

衣類(いるい)
意味:着るもの。着物。衣服。(出典:デジタル大辞泉)

被服(ひふく)
意味:着るもの。着物。衣服。(出典:デジタル大辞泉)

着衣(ちゃくい)
意味:衣服を身につけること。また、身につけている衣服。(出典:デジタル大辞泉)

着物の意味②「洋服に対して和服。特に長着。」

「着物」の二つ目の意味は「洋服に対して和服。特に長着。」です。

つまり「着物」とは、和服のことです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そして、私はなんと死んだ人の着物のように左前にして着ていたんだわ。
(出典:林田清明『赤い婚礼』)

・黄八丈の着物に黒羽二重の紋付と云ふ拵へで人には医者だと号してゐる。
(出典:芥川竜之介『孤独地獄』)

・その白い着物がいかにもよくその顔に値いして、いい調和をなしていた。
(出典:マクドナルド・ジョージ『世界怪談名作集』)

・お三輪はその音を聞きながら、東京の方にいる新七のために着物を縫った。
(出典:島崎藤村『食堂』)

類語

和服(わふく)
意味:日本に古くからある様式の衣服。着物。(出典:デジタル大辞泉)

洋服(ようふく)
意味:西洋風の衣服。背広・ズボン・ワンピース・スーツ・スカートなど。(出典:デジタル大辞泉)

長着(ながぎ)
意味:身丈が裾までの長さの和服。一般に着物といっているもの。(出典:デジタル大辞泉)

羽織(はおり)
意味:和装で、長着の上に着る丈の短い衣服。襟を外側に折り、胸元で羽織ひもを結ぶ。(出典:デジタル大辞泉)

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