発注
「備品を発注する」などのように使う「発注」という言葉。
「発注」は、音読みで「はっちゅう」と読みます。
「発注」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「発注」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
発注の意味
「発注」には次の意味があります。
・注文すること。注文を出すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
仕事において良く使われる言葉ですが最近身近なデリバリーサービスを受ける際にもこの言葉が
使われます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この規模の工場ではたいてい仕事の発注がシステマチックになっている。
(出典:奥田英朗『最悪』)
・分割発注となれば、レーダーとそれ以外の通信系ということになります。
(出典:新田次郎『富士山頂』)
・だが往々にして、民間の発注の場合にはこの種のトラブルが生じやすい。
(出典:渡辺淳一『ひとひらの雪(下)』)
・商品の売れ筋を見て、つぎの商品を発注したりする仕事はわりと好きだ。
(出典:桜庭一樹『赤×ピンク』)
・蓉子はあなたを困らせるような嘘の発注書を書いて印刷所にFAXした。
(出典:柴田よしき『好きよ』)
類語
・注文(ちゅうもん)
意味:種類・寸法・数量・価格などを示して、その物品の製造や配達・購入などを依頼すること。
(出典:デジタル大辞泉)
・オーダー(おーだー)
意味:注文すること。
(出典:Weblio 辞書)
・要求(ようきゅう)
意味:必要または当然なこととして相手に強く求めること。
(出典:デジタル大辞泉)
・取引(とりひき)
意味:物品の売買、または、それに伴う金品の受け渡しを行なうこと。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・要望(ようぼう)
意味:物事の実現を強く求めること。
(出典:デジタル大辞泉)