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疑問とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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疑問

「疑問が残る」などのように使う「疑問」という言葉。

「疑問」は、音読みで「ぎもん」と読みます。

「疑問」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「疑問」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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疑問の意味

「疑問」には次の二つの意味があります。

1 うたがい問うこと。
2 本当かどうか、正しいかどうか、疑わしいこと。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

疑問の意味①「うたがい問うこと。」

「疑問」の一つ目の意味は「うたがい問うこと。」です。

疑いを相手に質問することを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私は先ず第一にこの疑問を発しておいて次の問題にはいりたいと思う。
(出典:豊島与志雄『作品の倫理的批評』)

・まあ直接には君のあの疑問に答へるつもりで書いて行くことにしよう。
(出典:神西清『母たち』)

・僕の前回の手紙について、君の率直な疑問をたいへん面白く思いました。
(出典:岸田国士『あるニュウ・フェイスへの手紙』)

・「あれは大丈夫だろうか」という疑問がわれわれ一行の間に持ち出された。
(出典:寺田寅彦『小浅間』)

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類語

質疑(しつぎ)
意味:疑問の点を問いただすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

質問(しつもん)
意味:わからないところや疑わしい点について問いただすこと。また、その内容。(出典:デジタル大辞泉)

クエスチョン
意味:質問。疑問。問題。(出典:精選版 日本国語大辞典)

聞く(きく)
意味:尋ねる。問う。(出典:デジタル大辞泉)

疑問の意味②「本当かどうか、正しいかどうか、疑わしいこと。」

「疑問」の二つ目の意味は「本当かどうか、正しいかどうか、疑わしいこと。」です。

正しいか間違いか、はっきりわからないことを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私がひそかに抱いていた三つの疑問は、日が経っても中々消えなかった。
(出典:甲賀三郎『血液型殺人事件』)

・しかし第一の扉を通過しないで第二の扉に達し得られたかどうかは疑問である。
(出典:寺田寅彦『案内者』)

・ただそれが次第に具体的な疑問の形をとって意識されて来たのである。
(出典:寺田寅彦『比較言語学における統計的研究法の可能性について』)

・それらの疑問からはいかなる事実が現われてくるか見当がつかなかった。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)

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類語

疑い(うたがい)
意味:うたがうこと。怪しいと思うこと。疑念。不審。(出典:デジタル大辞泉)

不審(ふしん)
意味:疑わしく思うこと。疑わしく思えること。(出典:デジタル大辞泉)

疑念(ぎねん)
意味:うたがう心。疑い。疑心。(出典:精選版 日本国語大辞典)

疑義(ぎぎ)
意味:意味・内容がはっきりしないこと。疑問に思われる点。(出典:デジタル大辞泉)

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