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戦利品とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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戦利品

「戦利品として持ち帰る」などのように使う「戦利品」という言葉。

「戦利品」は、音読みで「せんりひん」と読みます。

「戦利品」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「戦利品」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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戦利品の意味

「戦利品」には次の意味があります。

戦争で、敵から奪い取った物品。戦場または占領地で敵から押収して自国の所有とする動産。(出典:デジタル大辞泉)

言い換えると、敵対する相手に勝った証拠として奪い取ってきた物のことです。
別の言い方で、鹵獲 (ろかく) 品とも呼ばれます。
近年では、戦争といったことに限らず、「苦労や努力をして手に入れた物品」と言った意味で用いられることもあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それは満州における施設をソ連は「戦利品」としてもち去ったからである。
(出典:半藤一利『日本のいちばん長い日』)

・ふたりは軍を率いてたちまち城を攻め落とし、戦利品の分配にかかった。
(出典:バークレー『愛のサマーヴィル1 夢見た騎士』)

・僅か九日間の進攻で殆ど戦うことなく得た大勝利と共に巨大な戦利品を獲得した。
(出典:胡桃沢耕史『黒パン俘虜記』)

・そのやわらかな毛皮をはじめ、部屋にあるものはみな、彼女の戦利品である。
(出典:小沢淳『ムーン・ファイアー・ストーン2 銅の貴公子』)

・テーブルの上にはリンの掲載された雑誌が戦利品のように広げられている。
(出典:ヒキタクニオ『ベリィ・タルト』)

類語

戦果(せんか)
意味:戦争・戦闘によってあげた成果。(出典:精選版 日本国語大辞典)

分捕品(ぶんどりひん)
意味:分捕った品物。分捕物。(出典:精選版 日本国語大辞典)

鹵器(ろき)
意味:略奪品。(出典:普及版 字通)

鹵獲(ろかく)
意味:敵の軍用品・兵器などを奪い取ること。(出典:デジタル大辞泉)

略奪(りゃくだつ)
意味:暴力的にうばい取って自分のものにすること。(出典:デジタル大辞泉)

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