理路整然
「理路整然と話をする」などのように使う「理路整然」という言葉。
「理路整然」は、音読みで「りろせいぜん」と読みます。
「理路整然」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「理路整然」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
理路整然の意味
「理路整然」には次の意味があります。
・物事が道理にきちんとあてはまっているさま。話などの筋道が整っているさま。(出典:デジタル大辞泉)
「理路」は「話や考えの筋道」、「整然」は「秩序正しく整っているさま」を意味する二字熟語です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ある程度、整理された事実を記憶するために、状況の説明を求められたとき、理路整然と話ができるのです。(出典:岩月謙司『男は女のどこを見るべきか』)
・正直に言うと、彼女がここまで理路整然とした思考をしているとは認識していなかったのである。(出典:森博嗣『少し変わった子あります』
・僕の頭で理解するにはちょっと複雑過ぎたくらいだったが、羽川の理路整然とした説明のお陰で、正確に把握できた。(出典:西尾維新『物語シリーズ 2 化物語(下)』)
・あなたは、いつだってそうだ。理路整然と主張を組み立てるくせに、最後は乱暴に括って相手を黙らせてしまうんだ。(出典:佐藤賢一『王妃の離婚』)
・あまり理路整然としすぎているがために、かえってこういう質問があった場合にそなえて、用意してきた答えではないかと、疑えば疑えないことはなかった。(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル20] 横溝正史 「病院坂の首縊りの家 下」』)
類語
・一貫性(いっかんせい)
意味:始めから終わりまで同一の主義や方法で貫き通すこと。始めから終わりまで矛盾がない状態であること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・整合性(せいごうせい)
意味:論理学で、ある論理体系の中で定理と認められたものと矛盾するものを、同時に定理とすることがない場合の、その論理体系の状態、性質。無矛盾性。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・論理的(ろんりてき)
意味:論理にかなっているさま。きちんと筋道を立てて考えるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・首尾一貫(しゅびいっかん)
意味:態度や主張・方針などがはじめから終わりまで変わらずに同じであること。(出典:四字熟語を知る辞典)
・正真正銘(しょうしんしょうめい)
意味:まったくうそいつわりのない本物であること。まったくまちがいのないこと。(出典:四字熟語を知る辞典)