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玉砕とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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玉砕

「玉砕覚悟で挑戦する」などのように使う「玉砕」という言葉。

「玉砕」は、音読みで「ぎょくさい」と読みます。

「玉砕」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「玉砕」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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玉砕の意味

「玉砕」には次の意味があります。

玉のように美しくくだけ散ること。全力で戦い、名誉・忠節を守って潔く死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

「玉砕」は、「玉のように美しく尊いものが砕け散る」という意味のため、多くの場合「潔い」という意味が強調されて使われる言葉です。
戦争で使われることが多い言葉でもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・アッツ島守備隊の玉砕が報じられたのは、そのわずか一週間まえだった。
(出典:阿川弘之『山本五十六』)

・自分一人で処理するほどの自信がないと判断し、無謀な玉砕を避ける。
(出典:山際淳司『ナックルボールを風に』)

・サイパン島には婦人や子供も多勢ゐたさうですが、全員玉砕しました。
(出典:郷静子『れくいえむ』)

・かといっていきなり告白しても、玉砕するのは目に見えている。
(出典:機本伸司『神様のパラドックス』)

・この海のむこうに、次々と日本軍が玉砕して行った島々があるのが嘘のようだった。
(出典:平岩弓枝『旅路(下)』)

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類語

殉職(じゅんしょく)
意味:職務のために死ぬこと。職責を果たすために命を失うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

戦没(せんぼつ)
意味:戦争で死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

殉教(じゅんきょう)
意味:信仰する宗教のために、自己の生命を犠牲にすること。(出典:デジタル大辞泉)

殉難(じゅんなん)
意味:国家や宗教などにかかわる危難のために、身を犠牲にすること。(出典:デジタル大辞泉)

陣没(じんぼつ)
意味:戦地で死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

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