特価
「特価品」などのように使う「特価」という言葉。
「特価」は、音読みで「とっか」と読みます。
「特価」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「特価」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
特価の意味
「特価」には次の意味があります。
・特別に安い値段。(出典:デジタル大辞泉)
「特価品」とは「特別に安い値段の品物」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・スーパーの吊しを特価で買ったのとはやはり見るからに違う。
(出典:赤川次郎『結婚案内ミステリー風』)
・今までは一流百貨店では、特価品なるものはあまり取扱わなかった。
(出典:相馬愛蔵『私の小売商道』)
・黄色い紙箱から取り出されたティーバッグは、どう見ても自分が買っているのと同じ特価品だ。
(出典:縞田理理『霧の日にはラノンが視える3』)
・ベルトが特定できたのは、疵物の特価品だったせいである。
(出典:津村秀介『松山着18時15分の死者』)
・それでも特価デーにしては客足が少ない。
(出典:山崎豊子『華麗なる一族 上』)
類語
・激安(げきやす)
意味:値段が通常に比べて著しく安いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・徳用(とくよう)
意味:値段のわりに利益のあること。安くて得なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・赤札(あかふだ)
意味:特価品、売約済みなど、ある特別の事項を示すための赤い札。また、そのような品物、作品。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・出血(しゅっけつ)
意味:損害をこうむること。犠牲を払うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・破格(はかく)
意味:きまりや先例を破ること。標準を破ること。通常の程度を甚だしく超えること。また、そのさま。特例。格別。(出典:精選版 日本国語大辞典)