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無駄足とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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無駄足

「急いで向かったが結局無駄足になってしまった」などのように使う「無駄足」という言葉。

「無駄足」は、音読みで「むだあし」と読みます。

「無駄足」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「無駄足」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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無駄足の意味

「無駄足」には次の意味があります。

・わざわざ行ってもなんの役にも立たないこと。(出典:デジタル大辞泉)

「無駄足」とは、目的のために足を運んだが、役に立たなかったことや、それだけする値打ちのなかったことを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私がここまでやってきたことは、まったくの無駄足だったのだろうか。
(出典:上遠野浩平『しずるさんと偏屈な死者たち』)

・およそ探偵活動というもの、百のうち九十九は無駄足に終わるものなのだ。
(出典:歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』)

・だが、それを確認しないではニューヨークに行っても無駄足となる可能性がある。
(出典:高橋克彦『春信殺人事件』)

・十五分後には思いつく限りすべての店を確かめたが、無駄足に終わった。
(出典:石田衣良『下北サンデーズ』)

・どちらにせよ、はるばる訪ねて行っても、無駄足になるのではないか。
(出典:今邑彩『暗黒祭(「蛇神」シリーズ最終巻)』)

類語

・徒労(とろう)
意味:無駄なことに力を費やすこと。また、骨を折ってしたことが報われないさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・骨折り損(ほねおりぞん)

意味:せっかくの苦労がむだになること。(出典:デジタル大辞泉)

・無駄(むだ)
意味:役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・水の泡(みずのあわ)
意味:努力したことがふいになること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・二度手間(にどでま)
意味:手間のかかった上に、さらに手間のかかること。一度ですむべきところがうまくすまず、さらに手数をかけること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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