決着
「交渉に決着がつく」などのように使う「決着」という言葉。
「決着」は、音読みで「けっちゃく」と読みます。
「決着」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「決着」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
決着の意味
「決着」には次の意味があります。
・物事のきまりがついて終わりになること。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、結末がはっきりするという意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・まわりがどうあれ、自分の意思でした事は自分で決着をつけなさいって。
(出典:奈須きのこ『月姫 太陽(シエル・グッドエンド)』)
・はっきりいって、この恋が結婚という形に決着するケースはあまりない。
(出典:梅田みか『愛人の掟3』)
・どのような結果になろうと、決着が明日になるのは明白な事なのだから。
(出典:奈須きのこ『空の境界 (下)』)
・会場も一瞬で決まった決着を理解するのにしばらく時間が必要だろう。
(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)
・ある男が、その議論に決着をつけるために、そうたずねたことがあった。
(出典:ミラー/大久保康雄訳『南回帰線(下)』)
類語
・終止符(しゅうしふ)
意味:物事の終わり。(出典:デジタル大辞泉)
・結末(けつまつ)
意味:最後のしめくくり。最終的な結果。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・結果(けっか)
意味:ある行為が終わりになること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・結論(けつろん)
意味:論じつめた結果、最後に決定した判断。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・結局(けっきょく)
意味:物事の終わり。(出典:デジタル大辞泉)