決済
「クレジットカードで決済する」などのように使う「決済」という言葉。
「決済」は、音読みで「けっさい」と読みます。
「決済」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「決済」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
決済の意味
「決済」には次の意味があります。
・代金や証券・商品、または売買差金の受け渡しによって、売買取引を終了すること。(出典:デジタル大辞泉)
「決済」とは、金銭的な債権や債務を清算することを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・銀行扱いのものは無事に決済が終ったのである。
(出典:松本清張『空の城』)
・もう決済に気を使う必要もないのだから、いくら使っても平気なものだった。
(出典:半村良『石の血脈』)
・通信販売なんかの場合、カードの番号を言えば、電話で決済ができる。
(出典:和久峻三『朝霧高原殺人事件~赤かぶ検事シリーズ – 1991』)
・小切手は世界の金融決済に大革命をもたらしたのである。
(出典:加藤秀俊『一年諸事雑記帳(上) 1月~6月』)
・決済のときには、使ったあとのからふごの数で計算するわけだ。
(出典:日本経済新聞社『私の履歴書』)
類語
・清算(せいさん)
意味:相互間の貸し借りを計算して、きまりをつけること。勘定の仕上げ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・決算(けっさん)
意味:金銭の出入をまとめること。また、その勘定。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・支払い(しはらい)
意味:品物やサービスなどに対して、金銭を払い渡すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・代金(だいきん)
意味:品物または労力の対価として、買主が売主や労力の提供者に支払う金銭。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・会計(かいけい)
意味:経済活動を貨幣を単位として記録・計算・総括し,その結果を伝達する技術的手段。営利的企業では,複式簿記により利潤の算定を目的として行われる。資産・負債・資本などの管理のためにも利用できる。(出典:百科事典マイペディア)