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汀とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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「汀に辿り着く」などのように使う「汀」という言葉。

「汀」は、訓読みで「みぎわ」と読みます。

「汀」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「汀」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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汀の意味

「汀」には次の意味があります。

・(水際(みぎわ)の意) 陸地の、水に接する所。水のほとり。みずぎわ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

分かりやすく言えば「みずぎわ」という意味です。
「みぎわ」と読む漢字は「汀」のほかにも「水際」や「渚」があります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・今しがた僕がに立ったドナウが遙か下の方に小さくなって見えている。
(出典:斎藤茂吉『ドナウ源流行』)

には木の葉の滴りが水に大きな輪を描いて水馬が小さな輪を描いて居る。
(出典:長塚節『佐渡が島』)

・そして其処のの草のうえに尻をついていると、幽かに水の香がしている。
(出典:斎藤茂吉『ドナウ源流行』)

・いかにして渡し越したまいつらむと思うときハヤ左手なるに見えき。
(出典:泉鏡花『竜潭譚』)

・そのうちに一行の一人がの水草に流れかかっている櫛を見つけた。
(出典:田中貢太郎『蟹の怪』)

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類語

・海岸線(かいがんせん)
意味:陸と海との境界の線。また、海岸に沿った一帯の土地。汀線(ていせん)。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・水辺(みずべ)
意味:水のほとり。みずぎわ。みぎわ。水涯(すいがい)。水瀕(すいひん)。水畔(すいはん)。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・辺(ほとり)
意味:海や川・池などの水際。きわ。(出典:デジタル大辞泉)

・渚(なぎさ)
意味:海・湖などの、波打ち際。みぎわ。(出典:デジタル大辞泉)

・磯(いそ)
意味:海・湖などの波打ち際。水際。特に、石の多い海岸。(出典:デジタル大辞泉)

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