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気風とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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気風

「自由な気風の学校」などのように使う「気風」という言葉。

「気風」は、音読みで「きふう」と読みます。

「気風」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「気風」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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気風の意味

「気風」には次の意味があります。

気性。気だて。特に、ある集団・地域内の人々に共通する気質。(出典:デジタル大辞泉)

気風の「気」は精紳や感情の働きを、「風」はある範囲内で共通する性質や方法などの意味する漢字です。
特に、ある集団や社会に属している人に共通する性質を「気風」といいます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・初めて見る江戸の賑わいと、江戸者の気風に圧倒されていた感がある。
(出典:池宮彰一郎『その日の吉良上野介』)

・私どもの若い頃の都市中流家庭では、禁欲的な気風が生きていたからである。
(出典:小浜逸郎『正しい大人化計画 ―若者が「難民」化する時代に』)

・交通の要路にあるため、旅人をもてなすことを楽しみとする気風も強い。
(出典:豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(上)』)

・俺は決して明るくはないが、外に開けた気風を維持しているつもりだ。
(出典:万城目学『鴨川ホルモー』)

・秀吉が植えつけた華美な気風が、世間に根をひろげて花を咲かせていた。
(出典:井伏鱒二『小説日本芸譚』)

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類語

気質(かたぎ)
意味:身分・職業・年齢層・環境などを同じくする人たちの間にみられる、特有の気風・性格。(出典:デジタル大辞泉)

気質(きしつ)
意味:生まれながらの気性。また、人に接したりする態度などに現われる、その人の心の持ち方。(出典:精選版 日本国語大辞典)

気性(きしょう)
意味:生まれつきの性質。先天的な性情。(出典:精選版 日本国語大辞典)

性向(せいこう)
意味:人の性質の傾向。(出典:デジタル大辞泉)

気立て(きだて)
意味:他人に対する態度などに現れる、その人の心の持ち方。(出典:デジタル大辞泉)

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