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利発とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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利発

「利発そうな顔つきをしている」などのように使う「利発」という言葉。

「利発」は、音読みで「りはつ」と読みます。

「利発」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「利発」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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利発の意味

「利発」には次の意味があります。

さとく賢いこと。才知があって頭の回転が速いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「利発」は子供に対して、年齢の割に頭の回転が速く、賢いという意味で使うことが多いです。
「利口」や「聡明」などの類語と違い、対象とする範囲が狭いのが特徴です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・部屋の中に、利発そうな顔をした少年がいた。
(出典:藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(下)』)

・志乃は利発で気だてもよく、先代は妹のように可愛がり大切にしたという。
(出典:松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』)

・美人コンテスト向きの美形ではないが、表情豊かで利発そうな顔は、充分に魅力的だ。
(出典:宮部みゆき『模倣犯-下』)

・少年が若者の年齢に達する頃には、彼の利発さと勇気に対抗できる者は、ローマの貴族の子弟の中には一人もいなくなっていた。
(出典:塩野七生『ローマ人の物語1』)

・最後の最後まで意識のしっかりとしていたこの利発な小さな猫のこと、特にわたしの手の中で迎えた臨終の数時間は、決して忘れることはないでしょう。
(出典:工藤久代『ワルシャワ猫物語』)

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類語

利口(りこう)
意味:頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

聡明(そうめい)
意味:物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

英明(えいめい)
意味:才知がすぐれ、物事の道理に通じていること。また、そのさま。高位の人をほめていう場合が多い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

賢明(けんめい)
意味:かしこくて、物事の判断が適切であること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

明哲(めいてつ)
意味:聡明で物事の道理に通じていること。また、そのさまや、その人。(出典:デジタル大辞泉)

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