気に掛ける
「私を気に掛けてくれる上司」などのように使う「気に掛ける」という言葉。
「気に掛ける」は、訓読みで「きにかける」と読みます。
「気に掛ける」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「気に掛ける」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
気に掛けるの意味
「気に掛ける」には次の意味があります。
・心にとめて考える。心配する。
(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと「何かを気にして心配すること」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼なら気に掛けるだろうと予想していたが、その通りであった。
・私が仕事で困った時、いつも気に掛けてくれる先輩がいる。
・今日の仕事のことが気に掛かって、昨日は眠れなかった。
・彼女は意地を張って、気に掛けない振りをしていた。
・気に掛けていただき、誠にありがとうございます。
類語
・心配(しんぱい)
意味:物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。気がかり。
(出典:デジタル大辞泉)
・関心(かんしん)
意味:ある物事に特に心を引かれ、注意を向けること。
(出典:デジタル大辞泉)
・気にする(きにする)
意味:心にとめて不安に思う。
(出典:デジタル大辞泉)
・気遣う(きづかう)
意味:気をつかう。気づかわしく思う。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・懸念(けねん)
意味:気になって心から離れないこと。気がかり。心配。
(出典:大辞林 第三版)