樹木
「樹木」などのように使う「樹木」という言葉。
「樹木」は、音読みで「じゅもく」と読みます。
「樹木」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「樹木」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
樹木の意味
「樹木」には次の意味があります。
・ 地面に生えている木の総称。(出典:デジタル大辞泉)
狭義では高い木のことだけを指す場合もあります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この樹木たちも、次第に私を家族として遇してくれるようになるだろう。
(出典:ルナール・ジュール『博物誌』)
・強い月光は樹木のはっきりした黒影を投げて、庭の露の上に輝いていた。
(出典:田部隆次『ろくろ首』)
・家と家との間には一本として樹木らしいものも青いものの姿も見られなかった。
(出典:平井肇『死せる魂』)
・怒りと嫌悪の叫びは静かな樹木や芝生の間を通って公園中にこだました。
(出典:ディック/仁賀克雄訳『ウォー・ヴェテラン』)
・そして境内には高さ三間以上の樹木を見る事が出来ないのである。
(出典:細井和喜蔵『モルモット』)
類語
・木(き)
意味:地上部の茎が木質化している植物。(出典:デジタル大辞泉)
・ツリー
意味:木。樹木。(出典:デジタル大辞泉)
・成木(せいぼく)
意味:生長した樹木。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・天然木(てんねんぼく)
意味:栽培した樹木でなく、野山に自然に育った樹木。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・高木(こうぼく)
意味:丈の高い木。(出典:精選版 日本国語大辞典)