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本末転倒とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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本末転倒

「これでは本末転倒である」などのように使う「本末転倒」という言葉。

「ほんまつてんとう」と読みます。

四字熟語の中では比較的使われることが多い言葉ですので、しっかりと意味を知っておきましょう。

この記事では「本末転倒」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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本末転倒の意味

「本末転倒」には次の意味があります。

根本的なことと枝葉のこととを取りちがえること。(出典:大辞林)

「本末転倒」をわかりやすく言うと「大事なこととささいなことを取り間違えること」というような意味になります。
無理なダイエットで痩せたのに、結局リバウンドをしてしまうことも「本末転倒」と言えるでしょう。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

・話すことで疲れきってしまうようでは、本末転倒というものであった。
(出典:児玉ヒロキ『イット2』)

・道具であり技術である神曲に逆に支配されてしまっているという本末転倒な状態だ。
(出典:榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 第2話』)

・何かが本末転倒しているからこういう奇妙なことになるのです。
(出典:岩月謙司『女は男のどこを見ているか』)

本末転倒じゃないかと思いかけるが、ないよりはましだろうと考えなおす。
(出典:星新一『きまぐれ博物誌』)

・世界の歪みを抑えるために無数の人間を喰らうのでは本末転倒である。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 0(短編)』)

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