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温故知新とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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温故知新

「温故知新」は孔子の言葉をまとめた書物である、『論語』を出典とする言葉です。

「おんこちしん」と読みます。

普段はあまり使われない言葉なので、あまり耳にしないかと思います。

この記事では「温故知新」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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温故知新の意味

「温故知新」には次の意味があります。

昔の事を調べて、そこから新しい知識や見解を得ること。ふるきをたずねて新しきを知る。(出典:大辞林)

「温故知新」をわかりやすく言うと、「古い教えから、新しい知識や道理を見出すこと」というような意味になります。
「温故知新」は、座右の銘や社訓で使われることが多い言葉です。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

・歴史を鑑といふのは是處のことで、温故知新は此の如くして活用すべきである。
(出典:桑原隲蔵『東洋史上より観たる明治時代の発展』)

温故知新の作業は、歴史の運命的な分岐点において、特に必要であると考えられる。
(出典:五味川純平『御前会議』)

温故知新ともいうように、歴史を学ぶことの意味は、未来への展望を得ることでもあろう。
(出典:飯沼和正『あるのかないのか? 日本人の創造性』)

・つまり、古今東西の価値を認め温故知新の人間である。
(出典:直木三十五『大阪を歩く』)

温故知新というところだろう、まさしくこれなどは。
(出典:正岡容『随筆 寄席風俗』)

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