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既視感とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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既視感

「この光景は既視感がある」などのように使う「既視感」という言葉。

「既視感」は、音読みで「きしかん」と読みます。

「既視感」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「既視感」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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既視感の意味

「既視感」には次の意味があります。

一度も見たことがないのに、すでにどこかで見たことがあるように感じられること。(出典:デジタル大辞泉)

「既視感」をわかりやすく言うと「実際には初めて見たものであるにも関わらず、昔見たことがあると脳が錯覚している状態」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ぼくは歩きながら、しかしそのとき、奇妙な既視感を味わっていたのだ。
(出典:眉村卓『不定期エスパー8』)

・しかしやがて牛河は、自分がこの光景に既視感のようなものを感じていることに気づいた。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK3』)

既視感とも違うあの懐かしさは何だったのだろう。
(出典:篠田節子『レクイエム』)

・一般人にはほとんど害がなくて、せいぜい瞬間的に既視感を生じさせる程度のものでした。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!10 せまるニック・オブ・タイム』)

・夢は常に既視感に満ちている。
(出典:押井守『Avalon 灰色の貴婦人』)

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類語

・デジャビュ
意味:一度も経験したことがないのに、すでにどこかで経験したことがあるように感じること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・連想(れんそう)
意味:ある事柄から、それと関連のある事柄を思い浮かべること。(出典:デジタル大辞泉)

・幻覚(げんかく)
意味:実際には感覚刺激や対象がないのに、それが実在しているように感覚的に認知したり、認知したと感じる感覚。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・イメージ
意味:心に思い浮かべる像や情景。(出典:デジタル大辞泉)

・杯中の蛇影(はいちゅうのだえい)
意味:疑えば、何でもないことまでが神経を悩ます種になることのたとえ。(出典:故事成語を知る辞典)

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