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既往とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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既往

「既往歴がある」などのように使う「既往」という言葉。

「既往」は、音読みで「きおう」と読みます。

「既往」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「既往」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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既往の意味

「既往」には次の意味があります。

過ぎ去った時。過去。また、過ぎ去った物事。すんでしまった事。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「既」は実際に起きたこと、「往」は過ぎた時間を意味していることから、既往は過去の時間や出来事を指します。
病院で目にする機会の多い既往歴は、過去にかかったことのある病気といった意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それだから自身の既往なんぞに對しては頗る灰色になつてゐるのである。
(出典:森林太郎『私が十四五歳の時』)

・私の妻が私に對して貞淑であることは既往も現在も變りはありません。
(出典:長塚節『教師』)

・成程既往に溯つて見ると、パリイの警察が好結果を得たことも沢山あるよ。
(出典:森林太郎『病院横町の殺人犯』)

・京の生活は苦労だったが、既往の苦痛は剥脱して、なつかしさだけが残った。
(出典:井伏鱒二『小説日本芸譚』)

・客のことを「知らない人」と呼んだ奥さんの既往を新田は漠然と想像していた。
(出典:吉田修一『熱帯魚』)

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類語

旧時(きゅうじ)
意味:過ぎ去った昔。以前。往時。もと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

在りし日(ありしひ)
意味:過ぎ去った日。以前。昔。(出典:デジタル大辞泉)

昔日(せきじつ)
意味: 過去の日々。以前。むかし。いにしえ。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )

往時(おうじ)
意味:過ぎ去った時。以前。(出典:デジタル大辞泉)

当時(とうじ)
意味:過去のある時点、ある時期。その時。そのころ。(出典:デジタル大辞泉)

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