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拝承とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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拝承

「拝承しました」などのように使う「拝承」という言葉。

「拝承」は、音読みで「はいしょう」と読みます。

「拝承」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「拝承」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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拝承の意味

「拝承」には次の意味があります。

聞くこと、承知することをへりくだっていう語。謹んで承ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

目上の人に対して物事を承知した際に伝える言葉です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・誰の命令も文字通りに拝承した事のない代りには、誰の意見にも露むきに抵抗した試ためしがなかった。
(出典:夏目漱石『それから』)

・昨年一月拝承するに、皇族二千余方かたの内ただ四百九十方のみ御墓の所在知れある由。
(出典:南方 熊楠『神社合祀に関する意見』)

・僕はとうから、ニコライ・アルダリオノヴィッチさんのお話を拝承しておりますが、今のは本から引いて来たことばじゃありませんね。
(出典:ドフトエフスキー『白痴(上)』)

・右の書翰のなかで、ラーテナウが「拝承」した日本人が島安次郎だったのである。
(出典:橋本克彦『日本鉄道物語』)

・興行者達はこの魅力に魅せられて、検閲や之に基く劇場文化統制の加圧などは之を易々として拝承するのである。
(出典:戸坂潤『現代日本の思想対立』)

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類語

承知(しょうち)
意味:目上の人の命令などをうけたまわること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

承る(うけたまわる)
意味:「聞く」の謙譲語。謹んで聞く。(出典:デジタル大辞泉)

謦咳に接する(けいがいにせっする)
意味:尊敬する人に、直接話を聞く。直接、お目にかかる。面会すること、会うことの敬称。(出典:精選版 日本国語大辞典)

拝聴(はいちょう)
意味:聴くことをへりくだっていう語。つつしんで人の話などを聴くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

伺う(うかがう)
意味:「聞く」の謙譲語。拝聴する。お聞きする。(出典:デジタル大辞泉)

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