新品
「新品の靴」などのように使う「新品」という言葉。
「新品」は、音読みで「しんぴん」と読みます。
「新品」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「新品」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
新品の意味
「新品」には次の意味があります。
・新しい品物・製品。まだ使っていない品物やおろしたての品物。(出典:デジタル大辞泉)
「新品」とは、メーカーで新しく製造され、お店で販売している状態のもののことを言います。
一度消費者の手に渡ったものは、未使用であっても新品とは言いません。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・新品の自転車が一台貸与され、それで自由に村を走り回ることもできた。
(出典:小川洋子『沈黙博物館』)
・だが、私の頭には光子の部屋にある新品のテレビが泛んで消えなかった。
(出典:半村良『聖母伝説』)
・さっきまで空だったそのケースの中には、新品のギブソンがはいっていた。
(出典:中島らも『今夜、すべてのバーで』)
・市販の、それも新品のカードを二組、その場で封を切ることにしている。
(出典:江國滋『アメリカ阿呆旅行わん・つう・すりー』)
・この優れた宇宙船は数千年たったあとでも新品同様だったのです。
(出典:K・H・シェール『ドイツSF/シェール初期長編(全4巻) 4 宇宙船ピュルスの人々』)
類語
・新しい(あたらしい)
意味:その状態になってからあまり時間が経過していない。(出典:デジタル大辞泉)
・フレッシュ
意味:新鮮なさま。新しく生き生きしているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・真新しい(まあたらしい)
意味:本当に新しい。まったく新しい。(出典:デジタル大辞泉)
・新た(あらた)
意味:新しいさま。今までなかったさま。(出典:デジタル大辞泉)
・最新(さいしん)
意味:いちばん新しいこと。(出典:デジタル大辞泉)