料亭
「料亭で食べるような味」などのように使う「料亭」という言葉。
「料亭」は、音読みで「りょうてい」と読みます。
「料亭」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「料亭」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
料亭の意味
「料亭」には次の意味があります。
・主として日本料理を出す高級な料理屋。（出典：デジタル大辞泉）
わかりやすく言うと「高級な日本料理店」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・料亭の門内から出てきた議員四人が、その車にいっしょに乗ったからだ。
（出典：松本清張『迷走地図(上)』）
・その料亭で、私はインタビューみたいなものを受けることになっていた。
（出典：遠藤周作『ぐうたら人間学』）
・その前にその川の近くの嵐亭という料亭の畳の部屋で記者会見があった。
（出典：赤瀬川原平『じろじろ日記』）
・これに味をしめ、つぎの日の夕方は新橋や赤坂の料亭街を走りまわった。
（出典：星新一『明治・父・アメリカ』）
・政治家が使うことで有名な料亭に足を踏み入れるのは初めてであった。
（出典：小林信彦『夢の砦』）
類語
・料理屋（りょうりや）
意味：客の注文により料理を作って供する店。（出典：デジタル大辞泉）
・食堂（しょくどう）
意味：食事部屋。（出典：普及版 字通）
・割烹（かっぽう）
意味：食物を調理すること。ふつう日本料理にいう。（出典：デジタル大辞泉）
・飲食店（飲食店）
意味：調理した飲食物を客に食べさせる店。（出典：デジタル大辞泉）
・レストラン（れすとらん）
意味：洋風の料理店。中華料理の店にもいうことがある。（出典：デジタル大辞泉）
