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懲戒とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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懲戒

「懲戒処分を言い渡す」などのように使う「懲戒」という言葉。

「懲戒」は、音読みで「ちょうかい」と読みます。

「懲戒」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「懲戒」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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懲戒の意味

「懲戒」には次の意味があります。

不正または不当な行為に対して制裁を加えるなどして、こらしめること。(出典:デジタル大辞泉)

不正または不当な行為に対して制裁を加えることにより戒め懲らしめることを意味します。
特に、公務員などの特別な身分関係における紀律を維持するために、一定の義務違反に対し制裁を科することを指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・お前に懲戒を加えなければならなくなっては、おれもやりきれないからな。
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 恐怖の谷』)

・そして、彼女自身の考案になる一種の懲戒裁判を構成しようと決心した。
(出典:ストレイチー・リットン『エリザベスとエセックス』)

・兄貴分が面会にきた二月のはじめ、彼はたまたま懲戒室にはいっていた。
(出典:立原正秋『冬の旅』)

・魔法省での懲戒尋問があった目の朝とほとんど同じぐらい不安だった。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 5 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)』)

懲戒委員会の処分に対して、われわれは意見を具申することはできる。
(出典:吉川幸次郎『中国の知恵』)

・いたずらをする時は『もう本を読まさぬぞ』といって懲戒された事もある。
(出典:内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』)

抵抗しない相手を殴ったというだけでそれは懲戒ものであった。
(出典:立原正秋『冬の旅』)

・われわれを処分しようとすれば、ぜひとも懲戒令によらなければならない。
(出典:松本清張『小説東京帝国大学(下)』)

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