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安置とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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安置

「遺体を安置する」などのように使う「安置」という言葉。

「安置」は、音読みで「あんち」と読みます。

「安置」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「安置」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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安置の意味

「安置」には次の意味があります。

丁重に据え置くこと。特に、神仏の像などを据え祭ること。(出典:デジタル大辞泉)

ある場所にじっと留まらせておくように丁寧に据えて置くことを意味します。
特に神仏の像などを崇め据えることを意味することがあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・それが理由で、おれたちアノロックの者は死者を高い木の上に安置する。
(出典:E・R・バローズ『創元版/ペルシダー・シリーズ(全7巻) 1 地底の世界ペルシダー』)

・それは本堂の裏側の部屋に安置されていた徐敬徳の遺体の脇におかれた。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 25 宝船まつり』)

・まったく人気のない、その地下二階の廊下の突き当たりに安置室はあった。
(出典:中島らも『今夜、すべてのバーで』)

・生きた死体が安置された部屋のただ中で、うつぶせになって倒れている。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night セイバー -v1.00』)

・それほど大きな堂ではありませんが、そのなかに十三体が安置されています。
(出典:鮎川哲也『戌神はなにを見たか』)

・隅田川に漂流死体が発見され、川沿いの派出所に遺体は安置されていた。
(出典:上野正彦『死体は生きている』)

・机の上に赤い布がかれていて、その上に大きな水晶球安置されていた。
(出典:水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』)

・それに舒明の遺体を安置している北の方向には明り取りの窓があった。
(出典:黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(上)』)

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