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慮るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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慮る

「相手を慮る」などのように使う「慮る」という言葉。

「慮る」は、訓読みで「おもんぱかる」または「おもんばかる」と読みます。

「慮る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「慮る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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慮るの意味

「慮る」には次の意味があります。

周囲の状況などをよくよく考える。思いめぐらす。(出典:デジタル大辞泉)

相手がどう思っているか、この状況をどうするべきか、どうしたら最善かなどについて、よく考えることをいいます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その結果、人の心の痛みを慮る能力のない人でもどんどん出世しました。
(出典:岩月謙司『女は男のどこを見ているか』)

・最初はそう装っているだけなのかとも慮ったが、それも少し違っていた。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!02』)

・慌てて口をつぐんだのはその国王の愛妾である夫人を慮ってのことである。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第07巻 「コーラルの嵐」』)

・日高は香典の額から針生に迷惑をかけてはいけないと慮ったようである。
(出典:森村誠一『生前情交痕跡あり』)

・また何百という若いお弟子でしたちのことを慮らねばなりませぬ。
(出典:倉田百三『出家とその弟子』)

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類語

配慮(はいりょ)
意味:心をくばること。心づかい。(出典:デジタル大辞泉)

思慮(しりょ)
意味:注意深く心を働かせて考えること。(出典:デジタル大辞泉)

考慮(こうりょ)
意味:物事を、いろいろの要素を含めてよく考えること。(出典:デジタル大辞泉)

汲み取る(くみとる)
意味:相手の心情や事情を推し量る。(出典:デジタル大辞泉)

斟酌(しんしゃく)
意味:相手の事情・心情などをくみとること。(出典:大辞林 第三版)

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