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愕然とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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愕然

「真相を知り、愕然とする」などのように使う「愕然」という言葉。

「愕然」は、音読みで「がくぜん」と読みます。

「愕然」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「愕然」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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愕然の意味

「愕然」には次の意味があります。

おどろくさま。非常にびっくりするさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「愕」は「おどろく」、「然」は「状態」を意味する漢字であり、「愕然」は「おどろいている様子」を表す二字熟語です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼は罠に落ちたのを知って、愕然としたに違いない。
(出典:松本清張『日本の黒い霧(上)』)

・あまりの異常さに愕然と立ちすくむ男のくびに鞭馬の腕が巻きついた。
(出典:菊地秀行『妖戦地帯2 淫囚篇』)

・玄関先で、インターフォンに向かっていた男が、愕然とした顔になった。
(出典:冲方丁『マルドゥック・スクランブル The First Compression 圧縮』)

・その武士たちの手練と行動よりさきに、その顔をみて愕然としたのである。
(出典:山田風太郎『柳生忍法帖(下)』)

・同時に二人を認めた時、喜びのあまり愕然としたのだった。
(出典:マン・パウル・トーマス『トニオ・クレエゲル』)

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類語

驚く(おどろく)
意味:意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける。びっくりする。感嘆する。(出典:デジタル大辞泉)

面食らう(めんくらう)
意味:突然の事に驚きとまどう。まごつく。(出典:デジタル大辞泉)

目を見張る(めをみはる)
意味:目を大きく見開く。怒ったり驚いたりした時などの様子にいう。目を張る。(出典:精選版 日本国語大辞典)

腰を抜かす(こしをぬかす)
意味:驚きのあまり足腰が立たなくなる。非常にびっくりして体の自由を失う。(出典:精選版 日本国語大辞典)

驚愕(きょうがく)
意味:非常におどろくこと。驚き。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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