意思
「意思表示」などのように使う「意思」という言葉。
「意思」は、音読みで「いし」と読みます。
「意思」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「意思」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
意思の意味
「意思」には次の意味があります。
・何かをしようとするときの元となる心持ち。(出典:デジタル大辞泉)
何かをしようとする思いのことです。
「意」と「思」はどちらも「おもう」を意味する漢字です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・あどけなさと意思の強さという、相反する要素が小さな顔の上にあった。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録1 天を騒がす落とし物』)
・手がまるで意思を持っているようにそろそろと伸びて、引出しを開けた。
(出典:ベレアーズ『(ルイスと魔法使い協会7)魔法博物館の謎(TXT)』)
・彼女を助けたかったという気持ちは、私の意思でもありました。
(出典:乙一『さみしさの周波数』)
・あの子たちは一度も会っていないし、母にもその意思はないけれど。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 第6巻 ~栞子さんと巡るさだめ~』)
・自分たちのことは気にしないでください、という意思表示なのだろう。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 24 仮面のアクトレス』)
・君は軍の意思統一を乱し戦意を害う行動を示した。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 1 黎明篇』)
・彼等には独特の意思伝達能力があって、少々離れた場所からでも、精神だけで会話ができるんです。
(出典:喬林知『今日からマ王 第1巻 今日からマのつく自由業!』)
・だから、意思決定能力持ってるのは国会議員だけなんだ、最終的にはね。
(出典:井上トシユキ,神宮前.org『2ちゃんねる宣言 挑発するメディア』)