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急先鋒とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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急先鋒

「急先鋒に立つ」などのように使う「急先鋒」という言葉。

「急先鋒」は、音読みで「きゅうせんぽう」と読みます。

「急先鋒」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「急先鋒」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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急先鋒の意味

「急先鋒」には次の意味があります。

先頭に立って勢いよく行動したり、主張したりすること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

「急先鋒」は、主に政治家や評論家・スポーツ選手などの、勢いがあり先頭に立って特に目立っている人に対して使われています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・今日は一日戦いづめだった。はじめは徒歩で長槍部隊をひきい、ついで軍馬にまたがって突撃の急先鋒に立った。(出典:R・E・ハワード『征服王コナン』)

・いざというとき、すなわち戦が起こったとき、まず真っ先に頼房を頼る。徳川兄弟たちの急先鋒と目されたわけだ。(出典:冲方丁『光圀伝』)

・こと国家の体面というようなことになれば、いきり立って真っ先に飛び出して行くという男。そのため、みなから急先鋒とあだ名されていた。(出典:施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(一)』)

・しばらくして部内でわたしに対する排斥運動が起こり、 「その急先鋒が彼だ」 と知ったときの驚き!(出典:青木雨彦『ことわざ雨彦流』)

・タゴールは反対派の急先鋒として立ち上がり、村々を廻って村落委員会や愛国団体を設立、またこの運動に参加して学校を追われた学生たちのために国民教育委員会を設立するなど、他の誰よりもこの運動に大きな貢献をしたという。(出典:タゴール『タゴール詩集』)

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類語

一番槍いちばんやり
意味:戦場で、槍をふるって最初に敵陣に突き入ること。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

先駆者せんくしゃ
意味: 他に先立って事の重要さに気がつき、それを実行する人。事を他にさきがけて行なった人。出典:精選版 日本国語大辞典)

火付け役ひつけやく
意味:火をつける役。転じて、事件・論議などのきっかけをつくる役。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

露払いつゆはらい
意味:貴人の先に立って道を開くこと。また、その役を務める人。転じて、行列などの先導をすること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

切込み隊長きりこみたいちょう
意味:まっさきに敵陣に突撃する部隊の隊長。(出典:デジタル大辞泉)

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