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念頭に置くとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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念頭に置く

「念頭に置いて行動する」などのように使う「念頭に置く」という言葉。

「念頭に置く」は、「ねんとうにおく」と読みます。

「念頭に置く」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「念頭に置く」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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念頭に置くの意味

「念頭に置く」には次の意味があります。

・常に心にかける。いつも忘れないでいる。(出典:デジタル大辞泉)

「常に考えに入れておく」という意味です。
「念頭に入れる」という表現も目にしますが、これは誤りです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし今は何につけてもあなたの御一家のことは念頭に置いて忘れますまい。
(出典:与謝野晶子『源氏物語』)

・八人目は男である可能性を、 僕と伊代だけでも念頭に置いておこう。
(出典:暁works『るいは智を呼ぶ④ 白鞘伊代』)

・レストランで見かけた美女のことを念頭に置きつつ、私は尋ねてみた。
(出典:有栖川有栖『ダリの繭』)

・自分のことを少しも念頭に置かずに眠ってしまったのか。
(出典:島田清次郎『地上』)

・モンフェルメイュではもうだれもそのことを念頭に置かなかった。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)

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類語

・心に留める(こころにとめる)
意味:心にしっかり覚えておく。(出典:デジタル大辞泉)

・気に留める(きにとめる)
意味:心にとどめる。留意する。また、忘れないでいる。(出典:デジタル大辞泉)

・気に掛ける(きにかける)
意味:心にとめて考える。心配する。(出典:デジタル大辞泉)

・前提(ぜんてい)
意味:ある物事が成り立つための、前置きとなる条件。(出典:デジタル大辞泉)

・顧慮(こりょ)
意味:ある事をしっかり考えに入れて、心をくばること。(出典:デジタル大辞泉)

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