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口火を切るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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口火を切る

「真っ先に口火を切る」などのように使う「口火を切る」という言葉。

「口火を切る」は、訓読みで「くちびをきる」と読みます。

「口火を切る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「口火を切る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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口火を切るの意味

「口火を切る」には次の意味があります。

一番最初に事を行う。物事のきっかけをつくる。(出典:大辞林 第三版)

「みんなの先頭に立って最初に行動する」という意味の慣用句です。
「最初に話し始める」という意味でも使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ 今回の狗神騒ぎの口火を切ったのは、彼ではないかと疑っていたからだ。
(出典:板東眞砂子『狗神』)

・世界規模での業界再編の口火を切ったダイムラーベンツも例外ではない。
(出典:佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』)

・ぼくらはしばし沈黙し、それからアーサーはほかの話題の口火を切った
(出典:キャロル/柳瀬尚紀訳『シルヴィーとブルーノ』)

・ いわば、この度の武田攻めの口火を切ったのは、この義昌であった。
(出典:三浦綾子『細川ガラシャ夫人』)

口火を切ったのは、三十代半ばの目つきの鋭い男だった。
(出典:垣根涼介『ヒート アイランド』)

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類語

切り出す(きりだす)
意味:話や相談などを始める。(出典:大辞林 第三版)

火付け役(ひつけやく)
意味:事件や論議、また改革のきっかけを作る役目を演ずる人。(出典:大辞林 第三版)

先駆者(せんくしゃ)
意味:他の人に先立って、新しい分野を切り開く人。先覚者。パイオニア。(出典:大辞林 第三版)

先手を打つ(せんてをうつ)
意味:先に攻撃をしかける。また、起こりそうな事態に備えておく。(出典:デジタル大辞泉)

機先を制する(きせんをせいする)
意味:先手を打って人より有利な立場に立つ。(出典:大辞林 第三版)

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