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小癪とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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小癪

「小癪な真似をする」などのように使う「小癪」という言葉。

「小癪」は、音読みで「こしゃく」と読みます。

「小癪」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「小癪」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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小癪の意味

「小癪」には次の意味があります。

言動などが、どことなく憎らしく、腹立たしくなるような気持ちを与えること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「小癪」という言葉をわかりやすく言うと、「生意気でイラっとする」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼はきわめて面白い男であり、この上もなく小癪な男であった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)

・しかもそれを当然と受け入れているところが、また小癪だった。
(出典:冲方丁『光圀伝』)

小癪な娘だけにだんだん焼けッ腹になって来るのは当り前だろう。
(出典:岩野泡鳴『耽溺』)

・私はなお二三人には斬りつけたが、敵の投げた煉瓦が小癪にもまともに私の胸を打った。
(出典:プーシキン/中村白葉訳『大尉の娘』)

・そうは思っても女の子の怒った目やバランスの危うい表情が、小癪な印象を残している。
(出典:樋口有介『魔女』)

類語

半可通(はんかつう)
意味:いいかげんな知識しかないのに通人ぶること。また、その人や、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

生意気(なまいき)
意味:自分の年齢や能力を考えず、出すぎた言動をすること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

こざかしい
意味:利口ぶっていて差し出がましい。生意気である。(出典:デジタル大辞泉)

利いた風(きいたふう)
意味:いかにも物知りぶったなまいきな態度を見せること。また、そのさま。知ったかぶり。(出典:デジタル大辞泉)

ちょこ才(ちょこざい)
意味:小生意気なこと。こざかしいこと。また、そのさまや、そのような人。(出典:デジタル大辞泉)

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