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模造とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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模造

「模造品」などのように使う「模造」という言葉。

「模造」は、音読みで「もぞう」と読みます。

「模造」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「模造」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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模造の意味

「模造」には次の意味があります。

・本物に似せてつくること。また、そのもの。(出典:デジタル大辞泉)

本物そっくりに真似することや、そうしてつくられた偽物のことです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もとよりもう一つの方面である所の模造の本能も美術の原因にはなる。
(出典:岸田劉生『想像と装飾の美』)

・偽造がいけないとは知っていたが、模造罪というのがあるとは知らなかった。
(出典:赤瀬川原平『優柔不断術』)

・長安に現存する景教碑の本物以外に、近年その模造碑が世界に二個出來た。
(出典:桑原隲蔵『大師の入唐』)

・しかし一方、これ以上模造ウイスキーを調合するのは耐えられなかった。
(出典:川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』)

模造を終えた本物は、永照寺からさらに奥へ入った無人の山家に隠した。
(出典:多島斗志之『症例A』)

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類語

・偽造(ぎぞう)
意味:本物をまねて、類似の物を造ること。特に、貨幣、文書、印章などのにせ物を造ること。贋造(がんぞう)。偽作。模造。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・偽作(ぎさく)
意味:にせものをつくること。特に、絵画や書などを、別の人がその作者の作に似せて、あるいはまねて作ること。また、その作品。まがいもの。偽造。贋作(がんさく)。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・贋作(がんさく)
意味:にせものを作ること。また、その作品。(出典:デジタル大辞泉)

・紛い物(まがいもの)
意味:本物と見分けがつかないほど、よく似せてつくってある物。にせもの。模造品。イミテーション。(出典:デジタル大辞泉)

・贋造(がんぞう)
意味:本物そっくりに似せて造ること。また、そのもの。偽造。贋作。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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